「第101回箱根駅伝」が2025年1月2日、3日に開催され、1区(スタート区間)、10区(ゴール区間)となる当社付近の国道15号線を、今年も21チーム(20大学+関東学生連合)のランナー達が駆け抜けていきました。1区では、中央大学の吉井駿恭選手(仙台育英高校)が区間賞をとり、5区の途中まで中央が首位をキープしたのですが、その後は実力のある青山学院大学が抜き去り、往路の10区まで大会新記録で独走しました。
史上6校目の大学駅伝3冠を狙った國學院大学ですが総合3位と悲願ならず、、2位は実力のある駒澤大学。予選会から出場の中大は大逃げ〝パンサラッサ戦法〟で総合5位に躍進しました。
箱根の山上り(5区)と山下り(6区)の名物「大平台のヘアピン」
動画
驚異的な区間新の検証【その1】:6区山下り
往路を制した青山学院大学の6区では野村昭夢選手(4年)が56分47秒で、脅威激な区間新記録を樹立したのですが、それを大平台で目の当たりにした感想は、「一言…坂をたたき落ちて行った、、、」です。日本語的には正しくないと思いますが、転げ落ちる、ではなく、シューズが地面を高速でリズミカルにたたきつけながら、恐ろしいスピードで落ちて行った感じとしか言いようがありませんでした。下りていったのではなく、落ちて行った感じです。そのタイムは、56分47秒(20.8km)ということでした。〔これを50mに換算すると、8.19秒になります。〕
驚異的な区間新の検証【その2】:華の2区
あまり話題に出しませんが、やっぱり各校のエースが集う”華の2区”での、ケニア人留学生は、ダントツに凄いんです!今年もまた大記録が生まれました。東京国際大のリチャード・エティーリ選手(2年)が、”史上最強留学生”と呼ばれた同じ東京国際大OBのイェゴン・ヴィンセント(当時2年)が2021年に記録した1時間5分49秒を塗り替え、1時間5分31秒(最長区間距離:23.1㎞)という驚異的な区間新記録をたたき出しました。彼は2年生にして、5000m、10000m、20km、ハーフマラソンの日本学生記録保持者で、”新・史上最強留学生”と言われ、近い将来世界レベルの大会で活躍するのではないかと噂されている逸材です。〔さて彼の記録を50mに換算すると…8.51秒になります。〕
驚異的な記録…世界編:人間ではなく神??フルマラソン(42.195㎞)でも50mを8.5秒!!!!????
以前もご紹介しましたが、、、、キプチョゲ選手は、非公式ながらフルマラソンで1時間59分40秒を記録したことがあるそうです。(2019年10月12日、オーストリアのウイーンにて) 計算結果は、〔7180秒 ÷ 42195m x 50m = 約8.5秒!〕 となります。50メートルを8.5秒ペースで、42キロメートル以上も走る人が存在するとは、、、