自然が生み出す地熱エネルギーの、圧巻のショーです。

かんけつ泉「弁天」
かんけつ泉「雲竜」

当社の防食テープ「POLYKEN」シリーズは国内の温泉用ポンプや配管の用途として長年の実績があります。近年は地熱発電所においても使われる例が増えてきております。そこで温故知新、古くから宮城県では有名な観光地である大崎市鳴子温泉鬼首の「間歇泉(かんけつせん)」の見学を思い立ち、観察してきました。自然が偶然に作り出した熱湯の噴水は、やはり圧巻です。真冬でも、例え大雪でも、大雨でも、真夏の炎天下でも、常に一定間隔でお湯が噴出されるとのことです。

研究によると、「①地下にある空洞に地下水が溜まり、これに火山の熱源が過熱して噴騰する、②垂直の穴に地下水が流れ込み、その下の火山熱で噴騰する、の二つのケースがある」そうです。大きい方の「弁天」が①に該当し、約10分間隔でお湯の噴水が見られます。小さくてかわいい「雲竜」は②に該当し、見学した時は「弁天」より短い間隔で噴出していました。「雲竜」は、美味しいおこわを出してくれるレストランで、飲食しながら見る事もできます。