2020年台湾プリント基板メーカーランキングが出ましたので、グラフにしてみました。2020年は新型コロナウイルスの影響で、台湾のプリント基板の生産も一時落ち込みましたが、第4四半期には目覚ましいラストスパートがにあり、一気に5.6%のプラス成長まで挽回しました。 
 フレキシブル基板は、第3四半期までのマイナス成長から、最終的には7.5%のプラス成長まで持ち上げました。これは、遅れてリリースしたApple社のiPhone12が急激に立ち上がったためです。大手メーカーの順位に大きな変化はありません。トップは、フレキシブル基板メーカーのZD Technology、2位は硬質基板メーカーのUnimicronです。大部分の大手メーカーは、プラス成長を果たしています。そのような中で、硬質基板メーカーのUnitech、フレキシブル基板メーカーのCareer Techが、マイナス成長となっているのが気になります。